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新型コロナ、世界経済に大打撃=張忠謀氏


ニュース 電子 作成日:2020年4月1日_記事番号:T00089176

新型コロナ、世界経済に大打撃=張忠謀氏

 ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の創業者、張忠謀(モリス・チャン)氏は31日、世界中で新型コロナウイルスの感染が拡大していることについて、戦争が起きているようなものであり、世界経済に大打撃を与え、多くの人の事業を破壊するとの見方を明らかにした。1日付経済日報などが報じた。

/date/2020/04/01/01morris_2.jpg張淑芬夫人(左)の新書発表会に出席した張氏(右)。張氏が感染拡大についての見解を公にしたのは初めてだ(31日=中央社)

 張氏は、世界経済にどれほどの打撃を与えるか現時点では分からず、感染がどのように収束するか次第と説明。ただ、各国・地域が感染をうまく制御できたとしても、中産階級以上の人を中心に、多くの人の生活が変わることになると予想した。

 張氏は10代の頃に第2次世界大戦で父親の事業がつぶれ、自身も米国での就学、就業を余儀なくされたことに触れつつ、戦争で家族全員の人生が変わったと述べた。