ニュース 機械 作成日:2020年4月1日_記事番号:T00089185
工作機械大手の百徳機械(クエーサー・マシン・ツールズ)は31日、4月30日付で従業員49人を解雇すると発表した。昨年半ばから進めてきた事業モデル転換戦略の一環で、新型コロナウイルスの感染拡大とは関係ないと説明した。同社従業員は168人になる。1日付経済日報が報じた。
百徳機械は米中貿易戦争の影響で2019年連結売上高が19億1,500万台湾元(約68億円)と前年比5.1%減少。純損益は米ウィンブロ・グループ・テクノロジーズの買収費用や為替差損で9,100万元の赤字となっていた。
現在の手持ち受注は約300台で、受注見通しは第3四半期まで立っている。同社は、新型コロナウイルス感染拡大で欧州市場が深刻な影響を受けており、出荷が多数先送りとなっていると明らかにした。
一方、台湾機械工業同業公会(TAMI)の柯抜希理事長は、新型コロナウイルス感染拡大が4月も続けば、中小の機械・部品メーカーの一部は資金不足となる可能性があるとして、政府に対して優遇融資など産業支援策の規模拡大を求めた。
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