ニュース その他分野 作成日:2020年4月1日_記事番号:T00089187
上場、店頭公開企業の2019年決算が出そろい、純利益の合計は前年比11%減の1兆9,800億台湾元(約7兆円)で、18年の2兆3,000億元、17年の2兆2,000億元に次いで過去3番目に高かった。1日付経済日報などが報じた。
外資系証券会社は、20年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、第5世代移動通信(5G)需要増の恩恵を受ける電子産業しか増益の可能性がないと予測した。
19年の純利益上位の企業は、▽台湾積体電路製造(TSMC)、3,452億元▽鴻海精密工業、1,153億元▽国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)、627億元▽富邦金融控股(富邦金)、584億元▽中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)、428億元──だった。3~5位を占めたのは金融持ち株会社で、同業の純利益合計は前年比19%増の約3,500億元と過去最高を記録した。
一方、純損失を計上した主な企業は、▽裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)、245億元▽友達光電(AUO)、192億元▽群創光電(イノラックス)、174億元──などだった。
19年Q4、4.8%増益
上場、店頭公開企業の19年第4四半期純利益は4,411億元で前期比28.8%減、前年同期比4.8%増だった。同期として16年、17年に次いで過去3番目に高かった。アップルのスマートフォン「iPhone」販売好調や中国での5G需要増を反映した。
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