中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）は12日、新たに３人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。海外で感染したとみられる輸入症例が２人、台湾で感染した域内症例が１人。
域内症例の20代男性（第386例）は、３月23日に感染が確認された米国滞在歴のあるルームメート（第195例、20代女性）の接触者で、14日間の外出制限「居家隔離」措置が取られていた。アレルギー症状を訴えた。
域外症例の40代男性（第387例）は、米国滞在中の３月25日から咳（せき）や喉の痛みなどの症状があったが医療機関を受診せず、４月10日に帰台していた。
域外症例の40代女性（第388例）は、５日に感染が確認された夫（第358例、40代男性）と英国の親戚を訪れていた。２日に帰台し、14日間の外出制限「居家検疫」期間中に味覚と嗅覚の異常を訴え、３日に医療機関を受診した。
台湾の感染確認者は累計388人（うち死亡６人）となり、このうち輸入症例が333人、域内症例が55人。これまでに109人が隔離を解除された。
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