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タイ料理店などの瓦城集団、残業時間削減で手当不支給


ニュース 商業・サービス 作成日:2020年4月14日_記事番号:T00089385

タイ料理店などの瓦城集団、残業時間削減で手当不支給

 タイ料理レストランなどを展開する瓦城泰統集団(TTFB)は、4月8日から5月末まで一部店舗の営業時間を調整し、厨房(ちゅうぼう)で働く従業員の残業手当の支給を取りやめることを決定した。14日付工商時報などが報じた。

 徐承義董事長は、残業時間削減による残業手当の削減であり、給与の削減ではないと説明しているが、厨房の従業員からは給与には毎月31時間分の残業手当が含まれているため、給与の削減に当たると主張している。

 同社は清明節連休(4月2~5日)後、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて店内の座席間で1.5メートルの社会的距離(ソーシャルディスタンス)を確保し、来店客が2~3割減少していた。

 3月連結売上高は2億4,400万台湾元(約8億7,000万円)で前年同月比36.9%減だった。第1四半期では10億9,700万元で前年同期比12.3%減だった。