ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2020年4月14日_記事番号:T00089395
電炉メーカー大手の豊興鋼鉄は13日、今週の台湾域内向け価格を発表し、鉄スクラップ買い取り価格を1トン当たり6,300台湾元(約2万2,600円)へと200元(3.27%)引き上げた。国際相場がようやく底打ちし、反発上昇したことを反映した。14日付工商時報が報じた。
同社は、形鋼価格を1トン当たり1万9,600元と500元(2.48%)引き下げた。鉄筋価格については1万4,300元で据え置いた。
米国のコンテナ単位の鉄スクラップ価格はこの1週間で1トン当たり210米ドル、日本では215米ドルへとそれぞれ10米ドル上昇した。オーストラリアの鉄鉱石価格は83.55米ドルと1米ドル上昇した。
鉄筋業者によれば、トルコの鉄スクラップ価格が急上昇したためだ。今後、鉄スクラップ価格が安定すれば、鉄筋需要は回復し、値上げの可能性がある。
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