福華大飯店（ハワードホテルズ・リゾーツ・スイーツ）は、傘下の翡翠湾福華渡仮飯店（ハワードビーチリゾートグリーンベイ、新北市万里区）の休業を決定した。４月末まで営業し、５月末までに事後処理を完了させる。同ホテルは、毎年５～９月のハイシーズン以外は企業の会議などの利用しかない状況が続いており、業績が低迷していたが、新型コロナウイルスの感染拡大後、客室稼働率が10％を切っていた。18日付工商時報などが報じた。
ハワードビーチリゾートグリーンベイは、福泰大飯店と太平洋建設が合弁で設立した太福育楽事業が開発と運営を手掛け、全オーシャンビューの客室240室を有するリゾートホテルとして1994年に開業。周辺には、野柳地質公園や朱銘美術館、金山老街などの観光地がある。
従業員57人に対してはまだ正式に通知されていないが、希望者にはグループ内のホテルでの就業を仲介する。
