中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）は23日、台湾海軍の敦睦遠航訓練支隊の軍人１人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。同隊での感染者は累計29人となった。中央社電が伝えた。
感染が確認された軍人（20代男性、第427例）は、18日の１次検査は陰性だった。19日から喉の痛みや咳（せき）などの症状が現れ、21日に受けた２次検査で感染が確認された。
当局が把握している敦睦遠航訓練支隊関係者の接触者は1,237人で、そのうち509人が14日間の外出制限「居家隔離」、728人が「自主健康管理」措置（手洗い、外出時のマスク着用、公共の場所への出入りを控えるなど）の対象。
台湾での感染確認者は累計427人（うち死亡６人）となった。このうち、敦睦遠航訓練支隊の集団感染が29人、海外で感染したとみられる輸入症例が343人、台湾での域内感染が55人。これまでに253人が隔離を解除された。
