航空大手の長栄航空（エバー航空）は23日、地上職員を対象に、私用休暇（事仮、給与支給なし）の申請日数が１カ月当たり３日累積するごとに１日分の給与を支給する新制度を近日中に実施すると発表した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で航空便の運休が相次ぐ中、地上職員の休暇取得を奨励しコスト削減を図る。24日付経済日報などが報じた。
一方、乗務員の休暇制度について同社は、１カ月当たり９～10日の通常休暇の他、有給の休暇を付与すると説明した。
同社は３月、私用休暇での新制度や休職（給与支給なし）の申請条件緩和を実施している。
