ニュース 社会 作成日:2020年4月24日_記事番号:T00089623
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は24日、台湾海軍の敦睦遠航訓練支隊の軍人1人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。同隊での感染者は累計30人となった。中央社電が伝えた。
感染が確認された軍人(30代男性、第428例)は、18日の1次検査は陰性。22日に嗅覚異常や、鼻水、鼻詰まりなどの症状が現れ、23日に受けた2次検査で感染が確認された。
感染した30人はいずれも、敦睦遠航訓練支隊の軍艦3隻のうち磐石号に乗船していた。当局が把握している接触者は1,843人で、うち125人が検査を受け、91人が陰性だった。14日間の外出制限「居家隔離」の対象者は530人、「自主健康管理」措置(手洗い、外出時のマスク着用、公共の場所への出入りを控えるなど)の対象は1,313人。
台湾での感染確認者は累計428人(うち死亡6人)となった。このうち、敦睦遠航訓練支隊の集団感染が30人、海外で感染したとみられる輸入症例が343人、台湾での域内感染が55人。これまでに264人が隔離を解除された。
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