交通部観光局の21日発表によると、３月の訪台旅行者は延べ７万8,259人で、前年同月比92.75％減少した。日本からは延べ１万2,638人で、94.14％減だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、３月19日から▽居留証▽外交・公務証明▽商務履約証明▽その他の特別許可──がある者以外、外国人の入境が禁止となっている。28日付工商時報などが報じた。
３月の主要国・地域からの旅行者数は、▽中国、延べ1,511人（前年同月比99.44％減）▽香港・マカオ、259人（99.8％減）▽韓国、674人（99.29％減）▽米国、6,196人（88.89％減）──などだった。
今週末に控えた労働節（メーデー、５月１日）連休（１～３日）は例年、観光業のハイシーズンで、特に中国や香港・マカオからの旅行客が多く訪台していた。日本の大型連休にも当たる。しかし、今年は外国人の入境禁止措置によって、海外からの観光客はゼロになる見通しだ。
