台北市中山区の高級ホテル、台北晶華酒店（リージェント台北）館内の日本料理レストラン「三燔本家」で、最高級Ａ５等級の鹿児島県産和牛を使ったすき焼きセット（２人前、４人前）を５月末までテークアウト（持ち帰り）販売している。リージェント台北の平川一哉行銷業務協理は、すき焼きは家族で食べるごちそうというイメージがあり、今週末の母親節（母の日、今年は５月10日）にも利用してほしいと紹介した。

すき焼きセット２人前。女性２人だと食べきれないほど十分な量だ（リージェント台北提供）

　セット内容は、鹿児島県産和牛（２人前、300グラム）に、白菜、ネギなど台湾産野菜、讃岐うどん、すき焼きのタレ（450ミリリットル）が付いて1,680台湾元（約6,000円）。４人前は3,000元。野菜は全てカットしてあるので、家庭で手軽に調理できる。野菜もたっぷり取れるので単身者にもお薦めとのこと。

　追加購入の▽鹿児島産和牛300グラム、1,380元▽すき焼きのタレ450ミリリットル（ml）、250元──もある。

　３日前までに事前予約し、午前11時～午後９時の間に１階ａｚｉｅ横のテークアウト専用ブースで受け取る。

　試食したところ、鹿児島県産和牛は箸で切れるほど柔らかく、野菜はシャキシャキ新鮮。締めの讃岐うどんもコシがあり、かつて本場で食べた讃岐うどんを思い出した。

新鮮なネギとタレが肉の味を引き立てる（ＹＳＮ）

　すき焼きセットの母の日までの販売目標は100セット。同レストランのテークアウトメニューの牛丼セット（250元）は４月中旬の発売から3,300セット以上売れる好評ぶりで、５月31日まで販売期間を延期した。

多彩な母の日メニュー

　リージェント台北は母の日向けに各種テークアウトメニューを用意している。▽広東料理の「西施美人家宴」４～６人前、6,800元▽台湾料理の「媽媽夫人家宴」４～６人前、5,800元▽香港料理の「海派婦人家宴」４～６人前、4,800元▽「チャンピオンローストビーフパーティーセット」４～６人前、3,800元──。

（越川綾子）