第３四半期、原油価格が１バレル120米ドル以上を維持すれば、消費者物価指数（ＣＰＩ）上昇率は5.5％の極めて高い数値を記録するという予測が21日、シティバンク台湾の鄭貞茂主席エコノミストによって示された。22日付工商時報が報じた。
シティバンクが21日発表した下半期の経済展望レポートによると、通年の経済成長率は4.7％で、ＣＰＩ上昇率は3.3％に上方修正された。来年の経済成長率は、中国人観光客の来台で5.1％まで上昇、ＣＰＩ上昇率は2.5％まで下がるとみている。
鄭主席エコノミストは、公定歩合が９月末にさらに0.125％引き上げられるとの予測も示した。
