ニュース 電子 作成日:2020年5月11日_記事番号:T00089874
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が8日発表した4月連結売上高は前月比15.4%減、前年同月比28.5%増の960億200万台湾元(約3,400億円)で、同月として過去最高を記録した。証券会社は、アップルからの昨年の受注が3月に出荷が完了したものの、4月は聯発科技(メディアテック)や、中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)傘下の海思半導体(ハイシリコン)などの7ナノメートル製造プロセス製品の受注が下支えしたと指摘した。9日付工商時報などが報じた。
1〜4月の累計売上高は前年同期比38.6%増の4,065億9,900万元で、同期として過去最高だった。
TSMCは第2四半期について、モバイル端末の需要がやや弱い一方、第5世代移動通信(5G)インフラ敷設が進み、高性能計算(HPC)関連製品の需要も好調と予測した。
TSMC傘下の世界先進積体電路(VIS)が8日発表した4月連結売上高は25億8,500万元で前月比10.2%減、前年同月比12.6%増だった。
同社は、第2四半期の設備稼働率は91〜93%と予測。方略董事長は、顧客の需要は前期とほぼ変わりなく、受注は第2四半期末まで見通せるものの、下半期は不確実性が高いと説明した。
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