旅行会社最大手、雄獅旅行社（ライオン・トラベル・サービス）は、新型コロナウイルス感染対策を徹底した域内団体旅行プラン「楽活安全旅遊」の提供を開始した。19日付蘋果日報が報じた。
ペットと一緒に旅行するツアーでは、トレーナーの訓練を受けたガイドが帯同する（18日＝中央社）
同プランでは、参加者の申し込み受け付けに実名制（本人確認）を導入し、渡航歴の記載も求める。また、社会的距離（ソーシャルディスタンス）を確保するため、40人乗り観光バスの定員を20人に半減する。さらに、バスの消毒、参加者の体温測定を行い、食事は１人用のセットメニューを手配する。訪問先は夜市（ナイト・マーケット）など人が混む場所を避ける。
同プランには、離島を含む各県市を訪れる499台湾元（約1,800円）からの日帰りツアー、季節限定のスポットを組み入れた1,999元からの１泊２日ツアーに加え、▽サイクリング▽ペット▽建築▽写真・動画撮影▽キャンプ──などをテーマとしたツアーがある。
