梅雨前線による19日からの豪雨で、雲林県で200ミリを超える雨が降り、沿岸部の低地で住宅浸水が発生した。台南市北区では総雨量が73.5ミリを超え、午後８時ごろバイクを運転中の女性（49）が倒れた街路樹の下敷きになって死亡した。20日付聯合報が報じた。
街路樹はほぼ根元から倒れ、路肩の自動車にぶつかった後、バイクで通過中の女性を直撃した（19日＝中央社）
黄偉哲台南市長は、市内の街路樹１万本を全面検査すると表明した。
台南市の沿岸部では19日午前からの雨で、１時間の雨量が40ミリを超え、低地の小学校で浸水が発生した。
交通部中央気象局は、あす21日深夜から23日早朝にかけて最も雨脚が強まり、山間部に豪雨をもたらす恐れがあると警戒を呼び掛けた。
