内政部移民署によると、４月の訪台旅行者は前年同月（101万1,393人）比99.7％減の延べ2,559人で、過去最低を記録した。24日付経済日報が報じた。
２月は35万7,357人（前年同月95万6,202人）、３月は７万8,259人（前年同月107万9,498人）だったが、新型コロナウイルスの水際対策として３月19日に外国人の台湾入境が原則禁止されたことを受けて、減少が進んだ。２～４月の訪台旅行者は前年同期比260万9,000人減少しており、観光収入969億3,000万台湾元（約3,500億円）が失われたと試算されている。
観光業者は、５月の訪台旅行者はさらに減少し、過去最低を更新するとの見通しを示した。
