台北の高級観光ホテルが、結婚披露宴の優待プランを打ち出している。新型コロナウイルスの影響で、披露宴を下半期に延期するカップルが多かったため、第３～４四半期の週末は既に予約で埋まっており、感染状況が落ち着いた中、各ホテルは平日の予約獲得を目指している。26日付工商時報が報じた。
寒舎艾麗酒店（ハンブルハウス台北）は、１テーブル８人9,999台湾元（約３万6,000円、サービス料10％別）で最低３テーブルから予約が可能。10テーブル以上で新郎新婦にプレミアルーム１泊をプレゼントする。プラン適用期間は９月30日まで。
この他▽台北晶華酒店（リージェント台北）、９月20日まで１テーブル８人１万1,800元から▽香格里拉台北遠東国際大飯店（シャングリ・ラ・ファーイースタンプラザホテル台北）、９月17日まで１テーブル１万6,800元（サービス料別）▽台北福華大飯店（ハワードプラザホテル台北）、今年末まで１テーブル１万5,800元（サービス料別）──など、各ホテルが優待プランを実施している。
観光ホテルの飲食関連の売上高の４～６割は披露宴と宴会業務が占めるため、新型コロナウイルスの感染拡大でキャンセルが相次いでいたことが大きな打撃となっていた。
