ニュース その他分野 作成日:2020年5月28日_記事番号:T00090206
国家発展委員会(国発会)が27日発表した4月の景気対策信号総合判断指数は、前月比1ポイント下落の19ポイントで、2カ月連続の「黄青(後退傾向)」だった。国発会経済発展処の呉明蕙処長は、新型コロナウイルス感染症の流行を受け卸売・小売業および飲食業の売上高が減少した影響と説明した。28日付経済日報などが報じた。
総合判断指数を構成する9項目のうち、▽卸売・小売・飲食業売上高、緑(安定)から青(後退)に▽製造業販売量、緑から黄青に▽工業生産指数、黄赤(過熱傾向)から緑に──と悪化した。一方、機械・電機設備輸入額は黄青から赤(過熱)に改善した。他5項目は変わらなかった。
呉処長は、テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)製品の需要激増により、電子部品業の生産指数は上昇が続いていると指摘した。
領先指標(先行指数)は96.07ポイントで前月比1.94%下落した。同時指標(一致指数)は98.62ポイントで0.87%下落した。
国発会は5月について、新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着き、小売業や飲食業など内需は回復に向かうと予測した。ただ、輸出関連は厳しく、5月の景気にやや慎重な見方を示した。
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