電動バイク最大手の睿能創意（Gogoro台湾）は28日、４月に創設を発表した電動アシスト自転車（e－Bike）ブランド「Ｅｅｙｏ」の初製品「Eeyo1」を発表した。車体重量27.5ポンド（約12.5キログラム）のEeyo1が3,899米ドル、26.4ポンド（約11.9キロ）のEeyo1sが4,599米ドルで、７月に米国と台湾で、夏に欧州で発売する予定だ。29日付工商時報が報じた。
Ｅｅｙｏは炭素繊維のフレームを採用しており、Eeyo1sの重量は他ブランドの電動アシスト自転車の半分程度に抑えた。台湾でのＥｅｙｏ販売は、Gogoroの販路活用のほか、他業者と提携の可能性もある。
Ｅｅｙｏは、新開発の動力システム「Ｅｅｙｏスマートホイール」を搭載しており、▽モーター▽バッテリー▽各種センサー▽スマート接続装置──を狭いホイールハブ内に集約した。トルクセンサーが乗り手のペダルをこぐ力を感知して、即座に最適な力でアシストする。スマートフォンアプリとリンクさせた利用が可能だ。
