ニュース 電子 作成日:2020年6月8日_記事番号:T00090385
市場観測によると、ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)から5ナノメートル製造プロセス採用のハイエンド・グラフィックスプロセッサー(GPU)を受注し、今月からウエハー投入を開始したようだ。投入枚数は月間2万4,000枚で、米国の中国通信設備大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)に対する輸出規制強化で失った海思半導体(ハイシリコン)向けの受注分がほぼ補われたとみられる。TSMCは7日、ノーコメントとした。8日付経済日報などが報じた。
TSMCの5ナノの月産能力は現在6万枚で、▽インテル▽ザイリンクス▽クアルコム▽比特大陸科技控股(ビットメイン・テクノロジーズ・ホールディング)▽聯発科技(メディアテック)──などもTSMCの5ナノ生産能力確保に動いているようだ。
また、TSMCの7ナノは▽アップル▽クアルコム▽メディアテック▽AMD──から第4四半期分の追加受注があり、フル稼働が続くとみられている。
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