ノートパソコン受託生産大手、緯創資通（ウィストロン）が８日発表した５月連結売上高は、前月比12.6％増、前年同月比16.8％増の753億1,700万台湾元（約2,700億円）で、同月として過去最高だった。ノートＰＣとサーバーの出荷台数が引き続き高水準だったことに加え、スマートフォンなどの出荷が好転した。９日付工商時報などが報じた。
ノートＰＣ出荷台数は170万台と前月比横ばい、サーバー出荷台数は20万台だった。
下半期についてウィストロンは、サーバーやデスクトップＰＣは上半期を上回ると予測した。
英業達（インベンテック）の５月連結売上高は、前月比6.5％減、前年同月比12.7％増の460億6,300万元で、同月として過去最高だった。ノートＰＣ出荷台数は170万台で、前月比30万台減少した。インベンテックは第２四半期について、テレワーク（リモートワーク、在宅勤務）向け需要などにより、ノートＰＣとサーバーの出荷台数は前期比で２桁成長すると予測した。
