スマートフォン向け光学レンズ最大手、大立光電（ラーガン・プレシジョン）は８日、傘下のコンタクトレンズメーカー、星欧光学（ラーガン・メディカル）がドラッグストアチェーンの屈臣氏（ワトソンズ）の自社ブランド「ピンク・バイ・ピュア・ビューティー」からコンタクトレンズの受託生産を独占受注したと発表した。受託生産の受注先としては昨年獲得した中国ブランドの「一閃」に続く２社目。９日付経済日報が報じた。
星欧光学が受託生産する「ピンク・バイ・ピュア・ビューティー」の製品は透明のコンタクトレンズ１種類とカラーコンタクトレンズ５種類で、既にワトソンズの台湾全土400店余りで独占販売されている。ワトソンズの自社ブランドがコンタクトレンズに参入するのは初めてで、星欧光学は技術と品質が評価されて受注につながった。
星欧光学は自社ブランドも展開しており、製品は▽ワトソンズ▽康是美（コスメッド）▽ドラッグストアの小三美日▽カルフール（家楽福）▽全家便利商店（台湾ファミリーマート）──や眼鏡店1,956店などで販売されている。
ラーガンは傘下の大陽科技を通じて星欧光学に40.5％出資している。
