ニュース 機械 作成日:2020年6月10日_記事番号:T00090439
台湾機械工業同業公会(TAMI)が9日発表した統計によると、機械設備の1~5月輸出額は103億1,000万米ドルで前年同期比8.4%減少した。ただ1~3月は14.1%減、1~4月が9.5%減と、減少幅は縮小傾向にある。10日付経済日報が報じた。
TAMIの柯抜希理事長は、▽第5世代移動通信(5G)▽半導体▽産業自動化──向けの緊急受注急増が貢献したと説明した。工作機械も緊急受注が増加しており、6月の輸出額は回復が見込めるとした。
品目別では、検査測定設備は13億9,300万米ドルで前年同期比6.5%増、シェア13.5%だった。電子設備は13億5,800万米ドルで2.1%増、シェア13.2%だった。
一方、工作機械は、9億2,000万米ドルで前年同期比30.2%減だった。シェアは8.9%。欧米の新型コロナウイルス感染症流行を受け、同市場向け輸出が大幅に減少したためだ。また台湾元高が続いており、輸出に不利だった。
輸出先別では、多い順に▽中国、29億9,000万米ドル(シェア29%)▽米国、22億2,000万米ドル(21.5%)▽日本、7億7,000万米ドル(7.5%)──だった。
機械設備の5月の輸出額は22億9,000万米ドルで、前年同月比4.2%減少した。
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