行政院農業委員会の統計によると、昨年の漁獲量は約150万トン、生産額は約950億台湾元（約3,370億円）で、それぞれ前年比で18.4％、11.2％増加した。
このうちイカやマグロなど遠洋漁業の割合が最も大きく、漁獲量（98万5,000トン）で全体の65％を占め、生産額（478億2,000万元）は全体の半分以上を占める。遠洋漁業は成長率でも漁獲量で29.9％、生産額で15.4％と、最も高い数値を記録した。
一方、近海漁は長期にわたる漁労と引き網漁の減少の結果、漁獲量が減少。漁獲量（13万5,000トン）は前年比12.5％、生産額（87億4,000万元）は同11％のマイナスとなった。
沿岸漁業と内陸漁業は定置網と一本釣りの不振で、生産額（55億2,000万元）は7.4％のマイナスとなった。
