ニュース 電子 作成日:2020年6月19日_記事番号:T00090616
広達電脳(クアンタ・コンピューター)傘下のストレージメーカー、広明光電(クアンタ・ストレージ、QSI)は18日、光ディスクドライブの価格協定(カルテル)による反トラスト法(独占禁止法)違反の疑いで2013年に米国でHPに提訴されていた裁判について和解が成立したと発表した。QSIが支払う和解金の額などは公表されていない。同社は業務に重大な影響はないと強調した。19日付工商時報が報じた。
昨年10月の一審判決でQSIは賠償金1億7,600万米ドルの支払いが命じられたが、QSIは訴訟を継続。今年1月に裁判所は同社が支払うべき賠償額を4億3,900万米ドルに引き上げ、先ごろ出された二審判決でもこの賠償額を維持する判断が下された。
さらに米控訴裁判所は、QSIが同裁判所の要求する保証金8,500万米ドルを納付していないとして、台湾や中国の工場を含めた全て資産をHPに引き渡すよう命じていた。
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