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作成日：2008年7月24日_記事番号：T00009065
応華精密、中国に工場設置を計画
携帯電話フレームや電子部品などを生産する応華精密科技は、企業の対中投資制限が「純資産の60％」へと緩和されたことを受け、生産能力拡充のため、華中または華南地区に工場を設置する可能性を示唆した。24日付経済日報が報じた。
応華精密は、華碩電脳（ＡＳＵＳ）と合弁で江蘇省に蘇州工場を設置したことで、従来の対中投資制限である「純資産の40％」に早くから達しており、本来得られる受注を逃してきた。
応華精密の関係者によると、第３四半期のハイシーズンを迎え、蘇州工場および広東省・寮歩工場の生産能力は飽和状態に達しており、さらなる拡充を計画しているという。
応華精密の中国工場は、華南地区がデジタルカメラおよび携帯電話フレームの生産を担当し、華中地区が華碩傘下の和碩聯合科技（ペガトロン）向け構成部品の供給を担当しており、華中ではEee PC関連の受注が生産ラインを塞いでいるとみられる。
