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作成日：2008年7月24日_記事番号：T00009066
スマートフォンの下半期出荷、ＭＩＣが倍増予想
資訊工業策進会市場情報中心（ＭＩＣ）によると、域内の第２四半期のスマートフォン出荷台数は、前年同期比13.1％増、前月比16.2％増の715万5,000台となった。下半期の出荷は、宏達国際電子（ＨＴＣ）の「ダイヤモンド」の人気、および米アップル向け「iPhone ３Ｇ」の受託増で、前年同期比で倍増するとＭＩＣでは予測している。24日付経済日報が報じた。
しかし、iPhone３Ｇの出荷増によって、201～350米ドルという比較的低価格の製品出荷が大幅に増え、平均販売単価（ＡＳＰ）は第１四半期の303米ドルから第２四半期は298米ドルまで下落した。第３四半期は287米ドル、第４四半期は285米ドルへと低下する見通しだ。
ＭＩＣはこの理由として、製造の３大コストであるベースバンドプロセッサとメモリーの価格、およびＯＳ（基本システム）のライセンス費用が下落する傾向にあるためとしている。また、メーカーはＡＳＰが低下しても依然利益が確保できる見込みとしている。
