ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

プロディスク、独企業との特許訴訟で上訴へ


ニュース 電子 作成日:2008年7月24日_記事番号:T00009068

プロディスク、独企業との特許訴訟で上訴へ

 
 光ディスクメーカーの精チョウ科技(プロディスク・テクノロジー、チョウはいしへんに蝶のつくり)は23日までに、同社が独エリコン・トレーディングの特許を侵害したとされる裁判で、独地裁は同社に150万ユーロ(約2億5,000万円)の賠償金支払いを求める一審判決を言い渡した。プロディスクはエリコンの特許無効を証明するために上訴する方針を示した。24日付経済日報が伝えた。

 訴訟の焦点となっているリアプロジェクションテレビに関する特許だが、プロディスクは既に生産を中止しており、同社は「業績への影響はない」としている。プロディスクの株価は同日、一審敗訴の判決にもかかわらず値上がりして引けた。

 一方、プロディスクはCD-R(データを1回だけ書き込み可能なCD)をめぐる蘭フィリップスとの特許使用権紛争で、工場が一時仮差し押さえの対象となり、公募増資計画に対する投資家の反応が鈍ったとして、増資計画の撤回を取締役会で決定した。払い込まれた資本金1億3,000万台湾元(約4億6,000万円)は金利分を上乗せして出資者に返還する。