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新揚科技、経営不振で再生手続き申請


ニュース 電子 作成日:2008年7月24日_記事番号:T00009069

新揚科技、経営不振で再生手続き申請


 プリント基板用のフレキシブル銅張積層板(FCCL)を生産する新揚科技(シンフレックス)はこのほど、財務状況悪化を受け、高雄地裁に民事再生手続きと債務凍結の緊急処分を申請した。同社株式は25日から信用取引禁止銘柄に指定される。24日付経済日報が伝えた。

 同社はプリント基板市場の低迷を受け、昨年赤字転落し、今年も第2四半期まで2四半期連続で赤字を記録した。取引銀行も同社への資金供給に難色を示しており、23日には市場で3,000万台湾元(約1億600万円)の不渡り説も出たが、決済期限は延長された。

 同社は緊急処分で債務の凍結を受けた上で、経営再建に向けた資金調達を進める方針だ。同社の上半期の業績は1億3,000万元の赤字で、負債総額は9億6,100万元。債務返済で8月末までに1億4,000万元の資金が不足し、10月には2億4,900万元の転換社債が償還期限を迎える。