ニュース 金融 作成日:2020年6月30日_記事番号:T00090779
中央銀行(中銀)の29日発表によると、市中銀行の5月末の▽住宅ローン貸付残高▽自動車ローン貸付残高▽その他の個人向けローン貸付残高▽建築融資残高──は、いずれも過去最高を更新した。30日付経済日報などが報じた。
住宅ローン貸付残高は前年同月比6.6%増加の7兆5,684億台湾元(約27兆7,000億円)で、3年4カ月連続で過去最高を更新した。建築融資残高は14.77%増加の2兆2,088億元で、2011年10月以降で最高を記録した。自己居住用の住宅需要は新型コロナウイルス感染症流行の影響をあまり受けていないようだ。
自動車ローン貸付残高は1,551億元で、前年同月比10.18%増加した。増加幅は15年1月以降で最大だった。新型コロナウイルス感染症流行を受けた公共交通機関の利用者減少や新モデル車の発売により、自動車需要が高まったことが要因とみられる。
銀行主管は、低金利も追い風になっており、第3四半期も旺盛な資金需要が続くと予想した。
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