ニュース その他分野 作成日:2020年6月30日_記事番号:T00090785
中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心、RCTED)が29日発表した6月の消費者信頼感指数(CCI)は68.77ポイントで前月比3.9ポイント上昇し、5カ月ぶりに上昇に転じた。新型コロナウイルス感染症流行の収束に伴い防疫措置が緩和されたことで、消費者の信頼感が若干ながらも好転した。30日付工商時報などが報じた。
CCIを構成する6項目全ての指数が前月比で上昇した。ただ、いずれも100ポイントを下回る「悲観傾向」が続いている。
6項目のうち前月比上昇幅が最大となったのは「今後半年間の株式投資機会」で、4.7ポイント上昇の41.6ポイントだった。中央大学経済系の姚睿教授は、統計開始以来の過去最低だった前月から上昇はしたものの、低迷は続いており、投資家は依然悲観的だと指摘した。
その他5項目は、▽今後半年間の就業機会、75.55ポイント(前月比4.05ポイント上昇)▽今後半年間の台湾経済景気、82.9ポイント(3.85ポイント上昇)▽今後半年間の家庭経済、81.75ポイント(3.7ポイント上昇)▽今後半年間の物価水準、38.9ポイント(3.65ポイント上昇)▽今後半年間の耐久消費財購入機会、91.9ポイント(3.45ポイント上昇)──だった。
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