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台湾の人口、やっと2300万人に


ニュース 社会 作成日:2008年7月25日_記事番号:T00009083

台湾の人口、やっと2300万人に


 内政部は25日、台湾の人口が2,300万人に達した瞬間を統計的に割り出し、今月17日に桃園県中レキ市(レキはつちへんに歴)の病院で生まれた男児、呉承恩ちゃんを2,300万人目の台湾人に認定した。25日付聯合報が伝えた。
  
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 呉承恩ちゃんは桃園県平鎮市に住む呉嘉均さん、林淑貞さん夫妻の第3子で、23日午後に出生届が出された。承恩ちゃんと両親には廖了以内政部長から記念品が贈られた。

 台湾の人口は1985年に2,000万人に達したが、近年の少子化でその後の人口増はスローペースで、23年かかって2,300万人に達した。総出生率は1984年の2.1から昨年には1.1まで低下している。内政部は少子化対策の実施で10年以内に総出走率をOECD加盟国平均の1.6まで引き上げることを目標にしている。

 廖内政部長は「少子化は人口の構成のみならず、教育、医療、社会福祉、経済など幅広い面に影響する。国民に新しい命を誕生させ、活力を継承してことを呼び掛けたい」と述べた。