電子機器受託生産サービス（ＥＭＳ）世界最大手、鴻海精密工業が６日発表した６月連結売上高は、前月比6.8％減、前年同月比9.1％減の3,605億3,200万台湾元（約１兆3,200億円）だった。７日付経済日報が報じた。
前月比の伸びが大きかった分野は、▽クラウドネットワーク製品▽電子部品とその他▽コンピューティング製品▽消費者向け電子製品──の順だった。前年同月比では▽クラウドネットワーク製品▽コンピューティング製品▽電子部品とその他▽消費者向け電子製品───の順だった。消費者向け電子製品にアップルのiPhoneなどのスマートフォンが含まれる。
第２四半期の連結売上高は前期比21％増の１兆1,300億元で、同期として過去２番目の高水準となった。製品別で伸びが大きかったのは、前期比、前年同期比とも▽コンピューティング製品▽クラウドネットワーク製品▽電子部品とその他▽消費者向け電子製品──の順だった。
鴻海は６日、従業員向けに自社製の医療用マスク販売予約受け付けを開始した。１人当たり２箱（100枚）限定で315元。９～11月に受け取り予定だ。
