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《新型肺炎》新型コロナ感染2人増、米国・オマーンから帰台【図】


ニュース 社会 作成日:2020年7月10日_記事番号:T00090970

《新型肺炎》新型コロナ感染2人増、米国・オマーンから帰台【図】

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は10日、新たに20代女性1人(第450例)と50代男性1人(第451例)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。中央社電などが伝えた。

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 20代女性は米国で長期間働いており、5日に帰台した。入境時は無症状だったが、14日間の外出制限「居家検疫」中の7日に全身の倦怠(けんたい)感や筋肉痛などの症状が出て、8日に検査を受けていた。家庭での接触者2人と、旅客機で前後2列に座った22人が、14日間の外出制限「居家隔離」を受けている。

 50代男性は、オマーンで長期間働いていた。2日に発熱の症状が出て薬を服用したが、海外で医師の診察は受けなかった。8日にドバイ経由で帰台した際に症状を自ら申告したため、集中検疫所での隔離の対象となっていた。旅客機で前後2列に座った22人が「居家隔離」を受けている。

 台湾での感染確認者は累計451人(うち死亡7人)。このうち、海外で感染したとみられる輸入症例が360人、台湾での域内感染が55人、海軍の敦睦遠航訓練支隊の集団感染が36人。

カザフスタンで「不明肺炎」

 指揮センターの荘人祥報道官は、中央アジアのカザフスタンで原因不明の肺炎が発生し、新型コロナウイルスよりも致死率が高いと伝えられたことについて、新型コロナウイルスの感染者を低く見積もっている可能性を指摘した。また、同国での陽性率が5%からここ数日で23%へと急上昇しているなど、引き続き注視する考えを示した。