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統一超商6月売上高、4カ月ぶりプラス成長


ニュース 商業・サービス 作成日:2020年7月13日_記事番号:T00090988

統一超商6月売上高、4カ月ぶりプラス成長

 食品最大手、統一企業(ユニプレジデント・エンタープライゼズ)傘下でコンビニエンスストア最大手のセブン-イレブンを展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)が10日発表した6月連結売上高は、216億8,000万台湾元(約790億円)と前年同月比0.49%増加し、4カ月ぶりにプラス成長を回復した。台湾のセブン-イレブンでのキャンペーン強化と店舗拡大が貢献した。11日付工商時報が報じた。

 キャンペーンでは、セブン-イレブン独自の「振興割引クーポン券」第3弾配布などが奏功した。同クーポン券は、4~6月の計3弾で延べ900万人近くが利用し、対象商品の売り上げが20~30%成長した。

 台湾全土のセブン-イレブン店舗は6月末時点で5,828店と、前年末より173店の純増だった。年内に6,000店を目指す。

 一方、フィリピンのセブン-イレブン事業では、新型コロナウイルス感染拡大を受けた封鎖措置で、8割以上の店舗で通常営業ができなかった。

 統一企業の6月連結売上高は、386億1,600万元と前年同月比0.62%減少し、4カ月連続の前年割れだった。