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「原油価格は120ドル台を維持」、台湾中油が見通し


ニュース 石油・化学 作成日:2008年7月25日_記事番号:T00009102

「原油価格は120ドル台を維持」、台湾中油が見通し

  
 今月に入り国際原油価格が14%の大幅な下落をみせているが、台湾中油幹部は24日、「原油高の主因とみられる投機資金は依然市場にとどまっており、現時点で今後の動向を判断するのは危険だ」と指摘した上で、「下がったとしても120米ドル台を維持するだろう」という見方を示した。24日付経済日報が報じた。

 一方、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の幹部も、原油価格には、供給が不安定であることに加えイランのミサイル発射実験による中東情勢の緊張、ナイジェリアのクーデター、産油国の反米感情など政治要素も大きく影響を与えるため、予測が非常に難しいとしている。また、「ブッシュ米大統領の辞任など特定人物の動向で問題が解決するものではない」と語った。