米国の全地球測位システム（ＧＰＳ）製品大手、ガーミンは14日、ソーラー充電機能を備えたＧＰＳスマートウオッチの新製品▽fenix 6 Solar（フェニックス６ソーラー）▽Instinct Solar（インスティンクトソーラー）▽Tactix（タクティクス）──を台湾で発表した。30件以上の特許技術を採用した太陽光電力モジュールを採用し、発電効率が業界最高水準の５倍とうたう。15日付自由時報が報じた。
ガーミンの林孟垣アジア地区マーケティングディレクターは、世界各地で新型コロナウイルス感染症流行による都市封鎖（ロックダウン）が徐々に解除され、消費者のスポーツ関連製品の購買意欲が高まっていると指摘。今回の新製品投入によって下半期の業績は成長が見込めると予測した。
同社のスマートウオッチは、台湾と米国で生産しており、このうち台湾の生産ラインは新型コロナウイルス感染拡大後も停止しなかった。１月に中国での感染が拡大した際に部品調達を見直したため、99％以上の製品に大きな影響がなかった。現在、台湾での生産拡大を計画している。
