中国鋼鉄（ＣＳＣ）の第２四半期の税引前利益は前期比31.4％増、前年同期比17.57％増の188億3,600万台湾元（約665億2,000万円）、過去３番目の好業績となった。下半期も鉄鋼価格の値上げを行うため、今年の税引前利益は過去最高だった2005年の651億元を上回ることは確実だ。証券会社の予測によれば、通年利益は680億～700億元。25日付工商時報が報じた。
中鋼によると、第２四半期の売上高は669億7,000万元で、４期連続で過去最高を更新した。上半期の売上高は前年同期比24.08％増の1,232億2,300万元、税引前利益は前年同期比4.15％増の331億7,200万元となった。
中鋼は既に、第３四半期の鉄鋼価格を17.8％値上げすると発表している。６月に発生した１号高炉の冷却システムの故障の影響が残るとしても、第３四半期の利益は第２四半期の水準を維持できる見通しだ。
