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作成日：2008年7月25日_記事番号：T00009110
ＵＭＣ、ＭＥＭＳ事業の本格参入へ
聯華電子（ＵＭＣ）グループが出資する微小機械電子システム（ＭＥＭＳ）受託生産メーカーの亜太優勢微系統（ＡＰＭ）は25日までに、ＵＭＣと戦略提携し、0.35マイクロメートル以下のＣＭＯＳのＭＥＭＳ製造プロセスをＵＭＣの８インチウエハー工場に移転する方針を固めた。今回の動きで聯華電子はＭＥＭＳ受託生産事業に正式に参入することになる。25日付工商時報が伝えた。
半導体メーカー各社はＭＥＭＳの応用範囲が自動車などから携帯電話端末、イメージセンサーなどに拡大していることを受け、積極的に参入の動きを見せているが、ＵＭＣは同業他社に比べやや出遅れていた。
ＵＭＣはこれまでベンチャー投資会社とプリント基板大手の欣興（ユニマイクロン）を通じ亜太優勢に出資していただけで、本体ではＭＥＭＳ事業を手掛けていなかった。ＭＥＭＳ製造プロセスのＵＭＣへの移転は今月中に正式発表される見通しだ。
