不動産価格比較サイト「屋比房屋比価（Ｕｂｅｅ）」の統計によると、７月に６直轄市で販売中の住宅物件数は26万625件で前月比３％減少した。提示価格は１坪当たり平均32万9,000台湾元（約120万円）で0.6％上昇した。不動産仲介業者は、新型コロナウイルスの感染拡大防止策が奏功したことで購買意欲が回復しており、価格の上方修正が行われていると指摘した。21日付経済日報が報じた。
直轄市別の７月の販売中住宅物件数は▽台北市、２万5,274件（前月比0.2％減）▽新北市、４万8,257件（0.3％減）▽桃園市、５万633件（1.8％減）▽台中市、６万7,068件（7.7％減）▽台南市、３万3,427件（2.9％減）▽高雄市、３万5,966件（0.6％減）──と、軒並み減少した。
１坪当たり提示価格は▽台北市、75万4,000元（前月比0.8％上昇）▽新北市、37万1,000元（0.3％上昇）▽桃園市、24万4,000元（0.8％上昇）▽台中市、28万2,000元（0.4％上昇）▽台南市、21万3,000元（0.5％上昇）▽高雄市、24万5,000元（0.4％上昇）──と軒並み上昇した。
