ニュース その他分野 作成日:2020年7月21日_記事番号:T00091138
経済部投資審議委員会(投審会)が20日発表した統計によると、上半期の外資・華僑(中国を除く)資本による対台湾投資認可件数は1,688件で前年同期比1.75%減少したものの、投資認可額は38億3,900万米ドルで9.27%増加した。21日付工商時報が報じた。
投資認可額が最も大きかったのは、洋上(オフショア)風力発電の世界最大手、エルステッドによる彰化県沖の洋上風力発電の運営会社、大彰化東南離岸風力発電(グレーター彰化オフショア・ウインド・ファームSE)と大彰化西南離岸風力発電(グレーター彰化オフショア・ウインド・ファームSW)への追加投資248億台湾元(約900億円)だった。その他、▽半導体メーカー、ダイオーズによる台湾子会社、台湾達爾科技への増資133億元▽キオクシア(旧東芝メモリ)による台湾子会社、台湾鎧俠への増資82億3,000万元──など。
東南アジアなど新南向政策の対象国の資本による対台湾投資認可件数は277件で前年同期比6.1%減、認可額は1億8,900万米ドルで75.08%減だった。対「新南向」投資認可件数は88件で22.81%減、認可額は14億1,300万米ドルで2.79%減だった。シンガポール、ベトナム、インドネシアの認可額が大きかった。
中国資本の台湾投資、4%増
中国資本による対台湾投資認可件数は56件で前年同期比9.68%減、認可額は4,955万3,000米ドルで4.38%増加した。2009年6月末の投資大幅解禁以来の累計認可件数は1,427件で、認可額は23億3,500万米ドルに上った。
台湾資本による対中投資認可件数は245件で前年同期比13.12%減、認可額は31億7,000万米ドルで52.49%増加した。
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