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陳前総統襲撃の男、襲われ左肘を骨折


ニュース 社会 作成日:2008年7月28日_記事番号:T00009117

陳前総統襲撃の男、襲われ左肘を骨折


 台北地方法院前で陳水扁前総統を襲撃し、尾椎部を負傷させた中台統一派の急進的活動団体「愛国同心会」の蘇安生構成員(65)が26日、台北市内で2人組の男に襲われ、左肘を棒状のもので殴られて骨折した。
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陳前総統への襲撃で、社会秩序維護法違反で送検された際の蘇構成員(中央社)
 
 台北市警察局の調べによると、蘇構成員は午前9時40分頃、自転車で仁愛路と林森北路の交差点を通りかかった際、こん棒と鉄棒を手にした40~50歳代とみられる2人組の男に突然襲われ、左肘を骨折した。2人組は待っていたタクシーに乗り込み逃走した。

 蘇構成員は陳前総統に対する傷害で裁判所より3日間の拘留処分を受けたが、その際、「(陳前総統への暴行は)処分に値する価値がある。民進党陣営の支持者が殴りに来るのを歓迎する」と発言していた。

 27日付自由時報によると、蘇構成員は16歳で暴力団に加入し、殺人、窃盗、文書偽造などの前科がある。華人の父とベトナム人の母の間に生まれ、父に従って、中国から台湾に渡ってきた。ここ数年は愛国同心会の活動に参加しており、警察から要注意人物としてマークされていた。