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台風8号、中部を横断


ニュース 社会 作成日:2008年7月28日_記事番号:T00009118

台風8号、中部を横断

 
 台風8号(アジア名・鳳凰)は28日早朝から午後にかけて中部台湾を横断し、東部や中部の山地を中心に大雨をもたらしたが、内政部消防署の28日正午現在のまとめによると、死者やけが人は報告されていない。
 
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台北市では朝方最も強い雨に見舞われた。傘は深くかぶらないと、風に吹かれてしまう(28日=中央社)

 台風の影響で台北県七堵や金山などで計14万3,580世帯が停電したほか、花蓮市などで家屋の浸水被害が出た。

 27日午前0時から28日午後3時までの総雨量は、▽宜蘭県大平山、791ミリ▽花蓮県布洛湾、707ミリ▽新竹県西丘斯山、522ミリ▽台北市、270ミリ▽高雄市、59ミリ──などとなった。


 台風は上陸後、中央山脈に阻まれて勢力を弱めたが、中央気象局では今後も外郭の雲によって局地的に大雨がもたらされる可能性があるとして、引き続き警戒を呼び掛けている。

 台風の影響で28日は、台湾本島全域と澎湖県で公共機関・学校の休みの措置がとられ、株式市場と為替市場も休場となった。また、台湾高速鉄路(高鉄)も午後7時まで運行を停止した。