ニュース 医薬 作成日:2020年7月24日_記事番号:T00091196
工業技術研究院(工研院、ITRI)は23日、新型コロナウイルスの感染の有無を40分以内に判定できる検査キット「iPMx分子迅速検出システム」が、今月6日に衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)の製造認可を取得し、台湾メーカーへの技術移転を進めていると明らかにした。8月中に同システムの検査装置「疫開缶」10台と検査試薬1万個が試験生産され、早ければ来年5月に量産を開始する予定だ。24日付工商時報などが報じた。
缶の形状をした「疫開缶」。世界60カ国・地域の400以上の実験室での盲検で、正確性が確認された(工研院リリースより)
この他、台塑集団(台湾プラスチックグループ)の台塑生医科技(フォルモサ・バイオメディカル・テクノロジー)は、中央研究院(中研院)と共同開発した新型コロナウイルスの迅速検査キットについて、8月中に▽TFDAの製造認可▽欧州連合(EU)の安全基準認証「CEマーク」▽米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可(EUA)▽日本やインドでの緊急使用認可──を相次いで取得できる見通しで、遅くとも第4四半期に台湾内外への供給を開始すると表明した。
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