ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2020年7月28日_記事番号:T00091249
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)が27日発表した6月の税引き前損失は、前月比58%縮小の2億2,400万台湾元(約8億円)で、2019年11月の赤字転落以来で最小の赤字額となった。28日付工商時報などが報じた。
赤字額の大幅縮小は、傘下の中国鋼鉄結構(CSSC)の昆山工場(中国江蘇省)の売却益3億元を計上したためだ。6月連結売上高は239億1,700万元で前月比3%増だった。6月出荷量は▽CSC、73万6,400トン▽傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)、40万5,000トン▽中鴻鋼鉄、21万8,000トン──で、前月より合計11万4,000トン増だった。
上半期の連結売上高は1,505億2,800万元で前年同期比21%減だった。税引き前損失は38億1,900万元だった。
CSCの翁朝棟董事長は先ごろ、9月にも黒字転換するとの見通しを示していた。
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