ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2020年7月31日_記事番号:T00091320
ステンレス最大手の燁聯鋼鉄(YUSCO)は30日、8月の台湾域内向け300系冷延、熱延製品価格を1トン当たり2,500台湾元(約9,000円)引き上げた。5月以来4カ月連続の値上げで、市場予想よりも大幅な値上げとなった。31日付工商時報が報じた。
316系と430系(ニッケルを含まない製品)の価格は据え置いた。300系の輸出価格は1トン当たり80~100米ドル値上げした。316系は据え置きで、430系は30米ドルの値上げだ。
同社はニッケルの国際価格上昇、熱延材料の輸入品値上がりを反映したと説明した。
市場では、同業大手の唐栄鉄工廠の追随が予想されている。川下の▽大成不銹鋼工業▽彰源企業(フロッチ・エンタープライズ)▽允強実業(YCイノックス)▽運錩鋼鉄▽燁興企業(YHエンタープライズ)▽華新麗華(ウォルシン・リーワ)──などもコストを反映して値上げするとみられている。
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