HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

南亜科への200億元協調融資、契約困難に


ニュース 電子 作成日:2008年7月28日_記事番号:T00009138

南亜科への200億元協調融資、契約困難に

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM大手メーカー、南亜科技が2カ月前から交渉している200億台湾元(約710億円)のシンジケートローン(協調融資)が、同社と銀行団との間で希望する融資利率が折り合わず、成約が困難な状況に陥っている。28日付工商時報が報じた。

 南亜科技は、台北県泰山郷の12インチウエハー工場拡張のため、借入期間5年のシンジケートローンを受けたい考えだ。55ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の水準を求めているため、手数料などを合わせても最終的な融資利率は3%程度に過ぎず、台湾銀行と華南銀行が参加取りやめを表明したもようだ。台塑集団は今週、残り銀行とのと対応策を協議するとみられる。

 行政院金融監督管理委員会(金管会)が銀行に対し、融資対象の企業はROA(総資本利益率)1%以上であるべきという指標を示して、リスクの高い契約を引き受けないよう求めていることも影響しているようだ。

 南亜科技は昨年下半期、220億元のシンジケートローンを35bpという低い水準で契約したが、当時は同社の幹部が参加を渋る銀行団の説得に回った。