ニュース 金融 作成日:2020年8月5日_記事番号:T00091395
金融監督管理委員会(金管会)によると、台湾の市中銀行の海外支店は6月の損益が5,000万台湾元(約1億8,000万円)の赤字だった。海外支店の上半期の利益は117億3,000万元で前年同期比46%減だった。一部銀行の海外支店が貸倒引当金を計上したほか、融資先の財務状況に問題が生じた。5日付経済日報が伝えた。
特に中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)シンガポール支店では、同国の石油企業、ヒンリョン・トレーディングが4月に破産を申し立てたことが響いた。同社への融資額は27億4,100万元だった。
また、6月末現在で市中銀行による貸付残高は前月末比2,004億元増の30兆8,281億元、延滞債権は20億元増の769億元。上半期の市中銀行による税引き前利益は14.7%減の1,644億1,000万元だった。
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