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7月CPI、6カ月連続で下落【図】


ニュース その他分野 作成日:2020年8月7日_記事番号:T00091455

7月CPI、6カ月連続で下落【図】

 行政院主計総処が6日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.52%下落と、6カ月連続で下落した。主計総処は、新型コロナウイルス対策で、サービス業の値下げによる販促が続いているが、デフレの懸念はないと指摘した。7日付工商時報が報じた。

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 交通・通信類は前年同月比5.09%下落し、教養娯楽類は1.94%下落した。うち遊技場入場費が17.9%下落と過去17年で最大の下落幅、娯楽費は4.1%下落と過去10年6カ月で最大の下落幅だった。旅館宿泊費は12%下落した。外食費は0.8%上昇したものの、過去9年5カ月で最小の上昇幅だった。

 一方、行政院が注視している17の重要品目(米、卵、鶏肉、牛乳など)は前年同月比1.34%上昇し、過去1年3カ月で最大の上昇幅となった。購入頻度の高いネギは48%上昇、ニンニクは33%上昇した。

 7月の卸売物価指数(WPI)は前年同月比9.15%下落と、1年3カ月連続で下落した。邱淑純総合統計処専門委員は、下落幅が縮小してきているが、国際情勢が不安定で、8月の予測は難しいと指摘した。